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ムシマルの(主に)高知うろうろ記2(主に)高知県でグルメ放浪というか食べ歩きというかふらふらしています。ご飯はバイキング・大盛り情報が豊富め。
オムライスとタイカレーが好き。あと短歌と合気道をたまに書くブログです。 2018.01.27 Saturday
土佐大津『漫房』で熱くなる
すげえひさしぶりに『漫房』に行く。
ちょっと良いちょうどよさがある。 少し場所が土佐大津と南国市の境目くらいっていう立地を除けば。 たぶんお客さん=ご近所さん率がすごく高いのではないか。
カウンター着。
ビールを頼むと突き出しも来る。
つきだしがのれそれだ。
高知の独特な旨み追及姿勢を感じさせる「ぬた」、 やーこれは、やー。YAAAAEEE!土佐!
メニューを見る。お魚系の多さを見よ、黒板で見よ。
贅沢さでいうとブリカマ塩焼き、クジラ刺身、あんきも。 珍しさで選ぶとハランボ塩焼き、カツオコロッケ、のれそれ。
広島で約八カ月(2017年1月に行った記事です)過ごし、高知でよく見かけていた料理を見かけない日々が続く(かわりにコウネとか白天とか高知にない料理もあるけど)。
初手のれそれが来るうれしさによろこぶ。
「のれそれ」はたしか、アナゴの稚魚。 広島県はアナゴ料理をウリにしている県の一つだけど、こんな食べ方は広島にはない。 (逆に、ちっちゃいやつを食べるって何ごとかーって怒られたりして)
しかし、このつるつるぬるっとした独特の口触りは成熟したガタイのいいアナゴには出せない。
ああ、くせがすごい。
タタキを所望した。
太刀魚だったっけ?そのたたき。 高知ではカツオ以外もタタキにしちゃう。 高知では。
香りが全種ストレートからアッパー気味に変わるガゼルっぽさが。 ノックアウトされそう。
思わず日本酒。
タタキは軽やかに香りがムシマルをえぐり絶ちに来る感じ。 食べた瞬間の香りや温さに、一瞬コントロール系統を奪われる。
奪い返す、この攻防の興亡の光芒の目まぐるしさをして、魚界のオセロと名付ける(嘘)。
魚、そうだ寿司だ。 焼きさば寿司。
てかる焼きサバ。かがやけ光沢。
・・・・けっこう量が多い。 食べられるだろうか、 ううんいける!
食べる。
しょう、もう、しょううまい。 嗅覚が爆発す。 生臭さを飛ばしてゆずの爽やかさが来てもっちぎごはんが包んでつぶす。 つぶされるのは私だ、私がうまさにプレスされる。
食べちゃった。 食べちゃったしまだ食べたい。
唐揚げ頼んじゃう。 ごついカラアゲじゃん。
魚の店とばかり思っていたけれど、お肉も、大胆さがある。 がいなくらいにおいしそう、
で、実際おいしいの。
ぐわー噛みしめればほとばしる肉汁。 がじ、ごじ。
ミシュランっちまうぜ。
もう、もう、ピントが合わない。 ムシマルが不器用なのか唐揚げが規格外なのか?
唐揚げの方だと信じたい。 ムシマルの名誉はそれで減衰しないから。
お腹が張ってきちゃった。 胃袋は、このお店より小さい。
3,600円くらい。
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2018.01.20 Saturday
俺の串なおさん ウマいカモ
俺の串なおさんに。 2016年に行った記事である。 人がいっぱいだーっていう混雑苦手思いと、イベント参加してない普通のお店なら今日は意外と穴場かも。 づくめ具合はコナン君に出てくる黒づくめくらいづくめ。
ステキな時間になってきた。
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2018.01.14 Sunday
鳥心(本町店)は鳥なき島の蝙蝠?いやそれ以上においしいチキン。(今は閉まってるみたい)
2016年7月訪問時です。 現在は休業?されているっぽいです。
あ、営業中だった。 ランチもしているが、13:40とか13:45くらいでラストオーダーになってしまう。
中に入る。入れる。 営業中なのだから。
なんとなく、暗い。 雰囲気は夜。昼なのに、13時半くらいなのに。
どことなく、提灯っぽい照明がムシマルに祭りの後のようなさみしさを感じさせる。 それは、今は高知がホームではないムシマルにとっての、郷愁の寂しさが吹かせる風かもしれない。
たぶん、だから、まだ好きなんだーーーー。
ここは、ムシマルが高知に2か月ぶりくらいに帰ってきたときに、 行きたいな、と一番強く思ったお店。
不思議。行った回数はそんなでもないのに。 記憶に残りました。
チキン南蛮定食かな・・と思っているムシマルに閃光が走る。結果、選考する。
タマだれ定食。 本町店だけのオリジナルだという。
頼もうかな。
そういえば950円、前はもう少し安かったような気がしないでもない。 どうだっけ?
そこで、そしてビールを頼んでしまう。 スープとビール、ビールとスープ。 私はそれで潤すだけだ。渇きを。
鳥の単体(ライスやスープなし)でもいけるようであるから、 このお店は昼からお酒飲める店のひとつだな、と小さな発見をする。
スープをこそぎとる。 名物というか、なんか独特。 あっさりしたコーン入りコンソメスープ。
ずずず。 ああ、ゆっくりとそこで沁みている。
現れる玉ダレ定食。 ムシマルよりも豪腕な大きさのカツ。 「こちらのカツはカットしておりませんので、ナイフとフォークで適度なサイズに切ってお食べください」という趣旨のお言葉をいただく。
ではムシマルが切る! 一口大、たっぷりとソースをつけて。 そう、この茶色のソースが玉ねぎダレ。
一口、にゃむるといただく。
なんでか画像に乱れが生じている。 下部分が緑色がかっていますが、これは撮影当時は緑ではなかった。
不思議だ。
ともあれこの写真でもまあまあは伝わると思う。 まず柔らかい。
巴投げを繰り出す瞬間の柔道選手くらいやるぞ、という意気に溢れてかつ引きの強い俊敏性。
ちょっと濃さのある酸っぱい玉ねぎだれ、でもその奥にほんのり甘さ。 ご飯が進みそう。
そのご飯。
平たい皿に乗っているのに盛り上がっている。 2Dかと思ったら3D。 3Dライス。
これはムシマルにライスの神がほほ笑む。
食む。 また、チキンの衣と皮が適度。
潤いのあるつぶつぶ感。
一瞬、だけど永遠。 噛みしめていたつもりが飲み込んでいて、 たくさんあるつもりが食べ続けていればなくなって。 950円と、ビール500円位で1,400円ほど。
あれ、おなか一杯になってしまっていく。
まだだ、まだ食べたいんだ。 この日には広島に戻らないといけないのだ。 バスが出る16:40まで、まだ食べられるものを探して、どこかでムシマルを待っている高知グルメを探してムシマルは陽射しの中を戸外に出ることにする。
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2018.01.07 Sunday
晩酌セット布袋さん。
『布袋さん』
住所:高知県高知市高須東町19−16 営業時間:月、水〜日、祝日、祝前日: 17:00〜23:00 (ドリンクL.O. 22:30) 定休日:火 電話:088-883-7636
https://www.hotpepper.jp/strJ001109950/
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2018.01.04 Thursday
『ひなたや』でうどん・魚頭・クレープの三題ばなし。
あけましておめでとうございます。
高知からお送りいたします。
セルフうどんのひなた屋に。
ここは気取らない感じで、好き。
天ぷら系の安さと鯖寿司等オプション種類多さ、あとそれなりに店内駐車場ともに広いしドリンクバーまである、っていうストレスのなさが良いですね。
うどんは「かけうどん」を選択、2玉だ。
ちょっと変わったやつ(棒棒鶏うどんとか柚子なんとかうどんとか)頼みがちなムシマルにしては珍しいチョイス。
オプションを楽しみたいと思ったのだ。
寿司、高知名物である田舎寿司(ミョウガとかコンニャクとかタケノコとかがのっている)に、鯖寿司いなりずし太巻き。
ヤバい、今日はサバずしの気分。何にもヤバくない時にもヤバいっていってしまうぼくの宿痾(しゅくあ)。
玉子天ぷら、それ最高。よってそれ催行、それだけでいいか再考。
ついかしてかき揚げ。
普通かき揚げと生姜かき揚げの二種があった気がするが違う店と勘違いして記憶している可能性もあるのでこの部分は信憑性-5である。
かけうどん(2玉) ※2玉は特大。たぶん大は1.5玉。
に天ぷら2つに鯖寿司2つ(頭と身)。
お値段は700円台。
(700円か、もうちょい抑えるつもりだったけれど。うどん特大でなくて大でよかったかなー)
ネギや生姜コーナーで味調える。
あれ、こんなん前あったっけ?進化しているか忘れているかどっちかだ。
「大根おろしほしい方はレジに申し伝え下さい」的注意書きを今更ながら気づいたので、レジの方にお願いしてもらう。
小皿にいただいたのだ。
そして着席。
こういう盛りである。
もはやかける言葉が見つからないくらいのいろいろ。
かけのうどんだけをまずは見据える。
かき揚げと天ぷらと大根おろしをうどんに流し込もう。
美しい・・・・・・・・・
かどうかは個人の感想によるものになりますので、 どういうべきか。
食いたいフォルムをしているぜ、こうだ。
サバ寿司。
フォルムがもう、もう見ているし見られている感覚。
食べられるところがすごく多いわけではないけれど、内奥の方には部位がある。
(あ、手が汚れてしまう奴だ) ムシマルは自分の手を汚すことをいとわないやつだった。
もぐもぐ。 魚っ気が強い、おいしいってことさ。
うどんに進む。
すするるる。
やわらかさのなかにもモニュッとしている歯応え、やや太麺の喉ごしを迎え入れる。喉で。
むちむち、純粋な汁気が喉を支配、そのあとすぐに熱さがヒリツカセル。
半熟たまご天、これを選択したムシマルは花丸だった。
卵黄のいとけない風味が麺にネギに汁にまじわって乱痴気騒ぎの卵稚気騒ぎ。
天ぷらもおいしいです。
あー、気軽いし気高い。
完食。
したけれど、終わらない。
「竜一さんのブログでうどん粉クレープが始まってる」(高知で三指に入る有名ブロガー:うどんと生姜とコスプレを愛する、リンクあり)というインフォを受けていた。
これはアンサーブログせねば! アンサーブログってなになのかよく知らないんですが。まだこの世に答えがない問いをしているのかもしれませんね、俺は。
「焼いてます」焼きゆうがかねここで。
ともあれ、うどんを食べた場所から8mの水平移動、方角は北。
前はこの場所は何だっけ?
たしか普通の、食料品や日用品のレジだったような。
クレープは200円くらいが最安値?トッピングで400円とかのお値段になりうる。
うどん粉入りと言われているが、お値段的には一般のクレープ屋さんのクレープと一緒みたいな気がする。
チョコ生クリーム300円をください。
ちゃっちゃと作ってくれている。
生地はもうすでに準備してあるものがあるみたいで、注文してからの「焼き」作業はなかった。 その分、早く提供できる。
キューピー3分クッキングの「あらかじめ調理しておいたもの」状態である。
サラマンダーよりずっと早いのではないか。
無事に支払いを終える。
お外で食べよう、店の外にはベンチがある。
シンプルイズベスト、
生地とクリーム、そしてチョコの三すくみである。
上から見るとクリーム盛りモリ、夢もこのように盛り盛りであるべかし。
ぱくり、
クリームのふわっとした、掴もうしてもすり抜けてしまいそうなふんわりがまず来る。
じゃんけんで最初はグーであるくらい先だった約束みたいに、最初を支配している。
そこで生地。うどん粉入っているという生地の味は・・・・・・・・・・。
わ、わからん。
よく熱の通ったクレープ生地であるということまでしかわからんかった。
クレープを食べるのが久しぶりだから、ってのはあると思う。
しかし目をつぶれば一生懸命うどんとなるべく努力してうどん粉学校をくぐりぬけてきた小麦粉分子たちの姿が見えるような気がしたし、わかるような気がした。 もちろん、ナンセンスだ。
うん、一口だけでは甘さ的にはふよッとしているけれど、この甘さ密度と甘さ充填率として「あまったるんたるん」している。
コーヒーほしくなっちゃったな。我慢しよう。いやクレープ屋さんにコーヒーもあった気がして魅力だけど。
クレープはぐるぐる巻き。
二重の小麦粉がムシマルを囲って、満足感という手錠をムシマルに嵌めた。 ・・・・・・・・・・・・・・最後なんか比喩に失敗した気がするけれど、いつものことなので気にしないことにした。
一食寿司付きデザート付きで1000円、いやあ小麦粉と米に攻められちゃったなにこにこ。
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