ムシマルの(主に)高知うろうろ記2

(主に)高知県でグルメ放浪というか食べ歩きというかふらふらしています。ご飯はバイキング・大盛り情報が豊富め。
オムライスとタイカレーが好き。あと短歌と合気道をたまに書くブログです。婚活は休んでいます。
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短歌鑑賞「ウェイトレス」
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    ぼくの求めたたったひとつを持ってきた冬のウェイトレスに拍手を(正岡豊)


    短歌の視点切り口と言葉の使い方はすごいと、最高峰だと思っています。

    今回の歌も、現象面では注文したものが誤配遅配なく無事にちゃんと来ただけ!っていう普通というか日常にあふれることが詩になっちゃった。
    すごいなあ、あこがれるなあ、ぼくにはとてもできない(小学生並みの感想)

    平易に言い換えたら「冬、注文した品をウェイトレスが持ってきた」

    ぼくの求めたったひとつ≒注文したものではなく、のぞんだもの。


    それが賞賛すべきことである、と。

    逆に考えると、生きていると自分の求めたたった一つのものが手に入る可能性って僅少ではないか。
    就職も第一志望に行ける方ばかりじゃないだろうし、その第一志望も「現実性」みたいなフィルターを通してだいぶ減らした結果だろうなーと。

    コンサートのチケットだって愛だって、たったひとつが一番が手に入るのは奇跡のようだと。

    でもこの歌の人は手に入れられたんだなあウェイトレスさんがくれたんだなあ嬉しくて拍手したくなるくらいなんだなあと。


    あと『冬のウェイトレス』って書くと少し印象が変わりますねそれもいい。
    普通は冬のウェイトレスって言わないですよ季節性ないもの。

    「冬の農家」・「冬のプロ野球選手」・「冬の温泉宿女将」なら、ああちょっと冬がつく意味が分かる。
    シーズンだったり備える時期だったりイメージがあります。

    でも冬のウェイトレスは、なぜあえて?って感じしました。
    短歌全体の季節描写をしたかったとしても、あえてここにくっつける必要性はないのではないか。

    この不可解さがウェイトレスさんへの神秘性というか特殊性ゲットに成功していて、
    逆流してそのウェイトレスさんからいただいた「ぼくの求めたたった一つ」にもちょっと不思議さというか特別なものみたいな感じができているのではないか。


    拍手。


    グルメブロガーとしてすごく感じ入りました。

     
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